皆さんは、ネットやSNSで話題の加圧シャツをご存知でしょうか?
ネットの触れ込みでは、着圧によって着るだけで痩せると言われて、その通りであれば夢の様な商品です。
私はこのような情報を目にすると、本当であって欲しい気持ちと、胡散臭いと感じてしまう気持ちで半信半疑になってしまうのですが、そのような方は少なくないのではないでしょうか?
そこで、今回は私が実際に加圧シャツを試してみて記事にしましたので、気になるけど自分で試すのはまだ心配だという方は、参考にしてみて頂ければと思います。
目次
加圧シャツはどこで買えるか
ネットの通販の他に、東急ハンズ、ドン・キホーテ、ロフト、プラザ等、様々な店舗で販売されていますので、皆さんのお近くにもどれかしらの店舗があるのではないでしょうか?
私は、職場から歩いて2分の所にドン・キホーテがありますので、そこで購入しました。
店舗内では、ダンベルや腹筋ローラーなどのトレーニング用品が置かれているコーナーに並べられていました。
数社のメーカーから商品が出ていましたが、色は主に白と黒の2色です。
仕事柄私は、ワイシャツから透けないように、白を選びました。
もしも、効果が無かったらと不安が少し不安がよぎりましたが、価格は1枚3,4千円の物が殆どですので、ちょっと高価なインナーを買ったと考えようと割り切ってレジに持っていきました。
着てみた第一印象
買ってきた当日、早速自宅で着用してみましたが、第一印象としては思ったよりも締め付けられる不快感はありません。
着圧で痩せると聞くと、サイズの小さなシャツを着た時のように、無理やり体を縮められるような不快感を想像する方も少なくないと思いますが、嫌な感覚ではありませんでした。
ゴムの様な伸る素材が使われているからか、主に胸と背中の上部、肩、腕周りに適度な締め付けを感じますが、身体の動きはあまり制限されず、日常の動作に支障はありませんでした。
1日着てみて気付くこと
買って初日は軽く着た後、すぐに脱いで寝てしまいましたので、翌日は1日加圧シャツを着て会社に行きました。
体温がいつもより高い感覚
まず、最初に感じたのが、いつもより体温が高くなっているような感覚です。
筋肉が適度な緊張状態にあるからでしょうか?
シャツそのものは、半袖ですのでそれほど暖かいものでは無いはずですが、身体の中からポカポカとするような体温が高くなっている感覚を感じます。
汗ばむ
先ほどの体温が高くなっている感覚は本当だったようでして、最高気温が10度程度の肌寒い日であったにも関わらず、シャツを着ているところは汗ばんでいました。
額や、表に見える部分は汗をかきませんでしたが、1日が終わり自宅で脱ぐと、シャツが湿って確かに汗をかいていたのです。
確かに、汗をかくほど筋肉が緊張する状態が1日続いていたとしたら、カロリーも消費されているのかもしれないと実感しました。
シャツがずれる不快感
しかし、良い点ばかりではありません。
1日着ていると、何度か上着やワイシャツの中で、加圧シャツが捲れあがってきて脇を締め付けてしまったり不快感を感じることがありました。
捲れあがったらその都度、直せば良いのですが、少し想像してみてください。
ワイシャツの上から、脇や胸のあたりに手をやりインナーの捲れを直すしぐさを。
私の考えすぎかもしれませんが、まるで女性が下着を直すしぐさのようで、何も知らない人から見ると違和感を感じる動作ではないでしょうか?
そこで私は、変な噂が立つ前に雑談の中で、最近加圧シャツを買って試しているが、時々ずれて気持ちが悪いことを正直に周囲に話して予防線を張るようにしました。
更に1ヶ月着用して起こったこと
予防線を張ったおかげでブラ男疑惑はもたれることなく、無事に加圧シャツを着用することができました。
更に1ヶ月、1日置きに加圧シャツを着てみて、他にも感じたことがありましたのでご紹介します。
胸や上半身の筋肉が膨らむ
主に、胸の上部やシャツで締め付けを感じた部位ですが、試す前よりも筋肉が大きくなったような実感がありました。
加圧シャツを試す間は、特に普段の日常生活を変えていませんので、加圧シャツによる筋力アップは一定の効果があったのかもしれません。
脂肪の燃焼
上半身の筋肉がたくましくなったにも関わらず、1ヶ月で1キロ体重が減っていました。
筋肉が増えて体重が減ったとなると、脂肪が燃焼されたと考えられますが、この点に関しては加圧シャツの直接的な効果以外の事も影響しているかもしれません。
なぜなら、加圧シャツを着用している日は、お腹も少し締め付けられる感覚があったため、食べ過ぎが抑制されていつもより食事量が少なくなっていたからです。
考え方によっては、食事量が少なくなったことも加圧シャツの効果と言えるのかもしれませんが、どうとらえるかは記事を読まれている皆さんに委ねさせて頂きます。
風邪をひく
これは、直接的に加圧シャツが影響したと言い切ることが難しいことですが、試している1ヶ月の間に2回風邪をひきました。
もともと、私は風邪で熱を出すことは年に1度あるかないかといった頻度です。
それが、1ヶ月に2度風邪をひいてしまったということは、何かしらの影響があったと考えても良いのではないでしょうか?
私が考えた理由としては、先にも書き留めたように加圧シャツを着るといつもより汗をかきます。
汗をかいたシャツを1日着ていたことで、身体を冷やしてしまう。
捲れたシャツを直すのが面倒で、脇などが締め付けられて血流が悪くなってしまうといったようなことがあったのではないかと考えています。
この点に関しては、詳しく調べられたわけではありません。
そんな可能性もあるという程度にとどめて頂きたいと思いますが、体調が良くない時は着用をさけたり、違和感を感じたら着替えるような対策を取るとより安心でしょう。
どんな人にオススメしたいか
加圧シャツは、ふだん着ている肌着にプラスして千円、二千円ほど多く出せば買うことができますので、世の中にたくさんあるダイエット用品の中では比較的安価で手頃なアイテムだと思いました。
着るだけですので、忙しくてトレーニングの時間が作れない方にとっても便利なのではないでしょうか?
しかし、1日の間に何度も捲れを直したり、汗をかいて着替えたくなることもあります。
そのことを考えると、会社などの外に出て働いている人よりも、在宅で働いている人や、専業主婦などの、家で過ごす時間が長い人の方が不快感を感じずに着用できてオススメであると思いました。
もしも、購入を悩まれていた人は、今回の記事を参考にして頂けましたらうれしく思います。