8月14日午前、北海道千歳市の道東自動車道で、66歳の男性が亡くなる自動車事故が発生。
後に、この事件で亡くなった男性が札幌市中央区で株式会社丸升増田本店という大正7年から続く老舗企業の代表取締役内山謙士郎さんであることがわかりました。
事故概要、事故現場、事故原因、内山謙士郎さんの経歴、株式会社丸升増田本店の概要と今後、世間の声をみていきましょう。
事故概要
事故概要はこちらです。
14日午前、北海道千歳市の道東自動車道で、66歳の男性が運転する乗用車が中央分離帯に接触後、ガードロープに衝突し、男性は死亡しました。
警察は死因と事故原因を調べています。
事故があったのは、千歳市中央の道東道で、14日午前7時30分ごろ夕張方面に向かっていた乗用車が中央分離帯に接触した後、道路左側のガードロープに衝突し、止まりました。
乗用車を運転していた札幌市中央区の会社役員・内山謙士郎さん(66)が、病院に搬送されましたが、死亡しました。
車は左の前の部分が壊れていますが、警察によりますと、内山さんに目立った外傷は見られないということです。
現場は見通しの良い片側2車線の直線道路で、警察は内山さんの死因と事故の原因を調べています。
66歳と言えばそれなりに高齢ではありますが、会社役員をするほどしっかりした人物のように思います。
事故原因を探る為に、事故現場を確認してみましょう。
事故現場
事故現場はこちら。
道東道は真直ぐな道で、あまり事故の原因となりそうな要素は見つかりません。
環境的な要因ではないとすれば、どの様な事が考えられるのでしょうか?
事故原因
事故原因について、考察してみます。
道路の見通しなどの環境的な要素以外で原因になりそうなことと言えば、脇見運転、飲酒、持病による発作、自動車の故障が考えらるでしょう。
事故原因を深堀する為にも、内山謙士郎さんの人物像に迫ってみます。
内山謙士郎さんの経歴
内山謙士郎さんの経歴について、会社のホームページに掲載されていた情報をご紹介します。
精悍な顔立ち、2012年には全国中小企業団体中央会の会長賞受賞を受賞するなど経営手腕もある人物だったようです。
就職以前は、札幌開成高等学校、北海道大学を卒業しており、学生の頃から優秀な人物であったことがわかります。
これらの事を考えると、絶対とは言い切れませんが飲酒や脇見運転など交通違反をしていたとは少々考え難いのではないでしょうか?
株式会社丸升増田本店の概要と今後
内山社長が粉骨砕身して育ててきた、株式会社丸升増田本店の概要と今後についても考えたいと思います。
会社概要はこちらです。
名称
- 株式会社 丸升増田本店
- 創業
- 大正7年8月
- 資本金
- 5,000万円
- 代表者
- 代表取締役社長 内山謙士郎
- 従業員
- 正社員:88名、パート労働者15名で合計103名 ※取締役3名を除く (2018年4月末 現在)
道内に6営業所と青森にも拠点を構え、王子製紙や日本製紙などの大企業とも取引のある企業のようです。
幸いにも、社長のワンマンではなく他にも2名の取締役がいるようですので、残された役員が社員を引っ張っていくことを期待したいと思います。
世間の声
最後に世間の声をご紹介します。
心疾患か脳疾患では、運転中の突然死はありえると思います。
高齢化する社会情勢を考えるとそこまで考えて、いち早く自動運転のシステム開発を進める必要があるのかもしれません。
66歳、現役の社長だったんだ。
色々と大変だったんでしょう。
ご冥福を祈ります。
残された社員も大変かとは思いますが、社長の意思を継いで会社が更なる発展を遂げられるように祈りたいと思います。