18日7時頃、茨城県神栖市で手に拳銃のようなものをもった遺体が発見されました。
遺体には争ったような形跡はなく、自殺とみて警察は調査しているようです。
しかし、なぜこの男性は拳銃と思われるものを持っていたのでしょうか?
事件概要、遺体の身元、発見場所、拳銃の入手ルートを考察します。
事件概要
18日午前7時ごろ、茨城県神栖市波崎の海岸の砂浜で、男性が倒れているのをサーフィンをしていた会社員(30)が見つけ110番した。男性は既に死亡。拳銃のようなものを持っており、県警神栖署は自殺の可能性があるとみて、身元の確認を急いでいる。
署によると、外傷はあったが、争った形跡はなかった。60~80歳で、身長は170センチぐらい。青色の長袖シャツ、迷彩柄のズボンを着ていた。
身長や服装が、はっきりと報道されている割には年齢が少々アバウトです。
死亡してから少し、時間が経過して遺体の状況も悪くなり特定し辛いのかもしれません。
気になる遺体の身元を確認してみましょう。
遺体の身元
身元はまだ特定されていません。
拳銃を入手できるような人は限られますので、少々特殊な環境に置かれた人物なのではないでしょうか?
もし、反社会的勢力に属するような人物であったとしたら、体に刺青が入っている可能性があります。
そうだとしたら、刺青の特徴などから身元がわかるかもしれません。
もう少し詳しい情報がでるまで、引き続き情報を追っていきたいと思います。
発見場所
遺体が発見された浜崎の海岸は、はこちら。
シーサイドライン道路沿い、東側の海に面した場所が海岸です。
地形的には、外に突き出すような形をしていて潮の流れにぶつかり大きな波が期待できるサーファーにとっては絶好の場所でしょう。
今回の遺体は、潮の流れに乗って漂流してきたものなのか、海岸で自殺を図りそのまま発見されたのか、その点によっても今後の調査に影響が出るかもしれません。
引き続き調べて、ご報告させていただきます。
拳銃の入手ルート
拳銃の入手ルートはまだ特定されておりません。
おそらく、捜査の流れを考えると身元の特定が先になるのではないでしょうか?
身元が分かれば調べるべき交友関係や、つながりがわかってくるものと思われます。
ですが、1つ入手ルートの手がかりになりそうな情報がありました。
実は、2年前に市内で拳銃が使われた死傷事件があったのです。
15日午前7時40分ごろ、茨城県神栖市砂山の廃棄物収集運搬会社「鹿島信販」で、男性社員2人が同僚の社員に拳銃のようなもので撃たれたと110番があった。県警鹿嶋署によると、2人はいずれも上半身を撃たれ、救急搬送されたが、会社員田村寿一さん(49)=同市神栖3丁目=が約1時間後に死亡。男性会社員(28)=千葉県旭市=は重傷。
容疑者とみられる男は拳銃を持ったまま、車で逃走。県警は殺人未遂容疑で行方を追っていたが、午前9時ごろ、会社から約4キロ離れた市内の公園駐車場に止めた軽乗用車の運転席で、拳銃で頭を撃って死亡しているのが見つかった。男は冨田善広容疑者(65)と判明、拳銃は運転席付近で見つかった。
銃社会ではない日本において、入手ルートがたくさんあるとはあまり思われません。
銃の入手ルートに関しては、何かしらのつながりがある可能性があります。
現段階がお伝えできる情報が少なくて恐縮ですが、新しい情報が入り次第またご紹介する予定です。