皆さんは、味噌汁ダイエットというものを聞いたことはありますでしょうか?
先日、テレビでも取り上げられたようでして、急激に話題になっています。
番組内では、味噌汁ダイエットを実践した芸能人が3キロ以上の減量に成功しているようで、とても衝撃的な内容だったようです。
私はその放送は見ていないのですが、確かにダイエットにおいて味噌汁は、手軽でとても効果が期待できると言われています。
今回は、私と同じように放送は見逃してしまったが、興味があるという人の為に改めて味噌汁ダイエットを紹介します。
味噌汁が効果的な理由とオススメの具材をご紹介していきましょう。
目次
効果的な理由
効果的な理由は主に3つ、脂肪燃焼・腸内環境の改善・脂肪吸収の抑制に効果があると言われているのです。
それぞれを詳しく掘り下げていきましょう。
脂肪燃焼
味噌汁の原材料である大豆に含まれる動物性たんぱく質が、この脂肪燃焼に働くと言われています。
動物性たんぱく質には、ロイシンやイソロイシン等のアミノ酸が含まれていて、その成分が脂肪燃焼に効果を発揮するとされているのです。
また、温かい味噌汁を飲むことで体温があがりますので、体温上昇からも脂肪燃焼効果が期待できるでしょう。
腸内環境の改善
一般的に味噌汁に良く使用される白みそには、ヨーグルトと同じくらいの乳酸菌が含まれているのです。
乳酸菌が腸内環境を改善するはよく言われていますが、更には大豆ペプチドという成分にも腸内環境の改善効果があると考えられています。
ですから、味噌汁を継続的に飲むことで、腸内環境を整えて便秘解消をすることができると言われているのです。
脂肪吸収の抑制
大豆に含まれるサポニンという成分が脂肪吸収の抑制に働くとされています。
サポニン、ちょっとかわいい名前ですね。
サポニンの、サポはラテン語で、石鹸を意味するようです。
水に溶かして、良く混ぜると石鹸の様な安定した泡を作れることが、由来とされています。
少し話がそれてしまいましたが、サポニンがどう働くかというと、まず抗酸化作用がある考えられていまして、脂肪の酸化を防ぐのです。
腸内のブドウ糖と脂肪酸が合わさると、体脂肪として身体に蓄積されるのですが、サポニンが脂肪の酸化を防ぐために身体に蓄積されることを抑えられるとされています。
また、血中コレステロールの酸化も防ぎますので悪玉コレステロール蓄積を抑えてくれて、動脈硬化を防ぐ働きもあると考えられているのです。
更には、脂肪の吸収を抑えるために脂肪肝の予防にも効果的と言われていまして、生活習慣病の予防にも効果があると考えられています。
勘の良い方は既にお気づきかと思いますが、今回挙げた効果のほとんどが大豆によるものです。
極端な話、大豆を食べる事でも効果は期待できるかもしれません。
しかし、毎日大豆を食べるのは料理もレパートリーもあまり思いつかないでしょうし、飽きてしまいそうですよね?
ですから手軽に食べれる味噌汁がオススメなのです。
オススメの具材
ここまで、味噌汁のダイエット効果を紹介してきましたので、更に効果を上げるために具材選びも考えていきましょう。
きのこ・海藻
きのこと海藻は、食物繊維が豊富です。
食物繊維が多い具材を入れることで満腹感を得やすくなり、食べすぎの防止につながると考えられています。
また、食事の最初にきのこや海藻などの食物繊維が多く入った味噌汁を飲むことで、糖質の吸収を緩やかにする効果も期待できるでしょう。
豆腐・鶏むね肉
豆腐や鶏むね肉は脂肪が少なく、たんぱく質が豊富です。
タンパク質を多く取ることで、筋肉の増強と代謝の増加が期待できるとされています。
また、豆腐も大豆からできていますので、先ほど挙げた3つの味噌汁ダイエットの効果の全てが増されるでしょう。
しょうが
しょうがは身体を温めてくれますので、代謝の増加を図ることができると考えられています。
また、手間をかけずにチューブなどで、すぐ味噌汁に加えられることもオススメする理由です。
時間がないときは、インスタントの味噌汁に、乾燥わかめと豆腐を入れて最後にチューブのしょうがを加える。
そんな風に、簡単にチョイ足しできます。
このように考えるとダイエットのために、おかずを一品増やすのが難しい方でも味噌汁だけなら、すぐに取り入れられるのではないでしょうか?
簡単ですので是非、お試しください。
まとめ
味噌汁ダイエットは理に適っていると考えられていて、更に簡単に取り入れることができます。
しかも、具の組み合わせを変えたり、工夫次第でいくらでも応用がききますので飽きずに続けやすいことも特徴です。
お金も時間もそれほどかかりませんので、是非気軽にお試しください。