ドラマ版は豪華なキャスティングで、一大ブームとなったIWGP(池袋ウエストゲートパーク)が、この度2020年にTVアニメ化されると発表されました。
SNSの反応、キャストの予想、放送時期、ドラマ版のキャストおさらい、原作の小説をご紹介します。
SNSの反応
SNSの反応はこちらです。
IWGPアニメ化?どうなんだろ面白いんかなアニメでも
— 椎汰(しーた) (@shiita79i7) September 2, 2019
IWGPアニメ化だって!!!やっほ〜!!!!
— ぽんぬ、おむらいしゅ♡♡ (@ponpopopo4694) September 2, 2019
ドラマもうめちゃくちゃ見たからうれしみが深い😙
電話出る時の「はいマコト」っていうの真似して自分の名前ゆってたわww
もっかいドラマ見よ♡♡見てない人神ドラマだからみてね♡♡
キングかっこいいど〜 https://t.co/taQCnzTn5q
リアルタイムで見ていたアラサー世代は特に、期待している人が多いのではないでしょうか?
IWGP見すぎて内容全部覚えてるのに、今でもふと見ちゃうくらいに好き!#IWGPアニメ どーなるんだろ…すごく楽しみ♡
— ☁️ゅゅ💛 (@qn3m0n3) September 2, 2019
何度もDVDや再放送で見た人も少なくないでしょう。
ドラマの再放送を待望する声もたくさん、あがっていました。
IWGPアニメ化めっちゃ楽しみなのと同時に、キングの真似する痛い奴が出てくるんじゃないかとソワソワしている
— かちゅとし (@7yu1ki6) September 2, 2019
また忘却の空かしら?
確かに、私の周りにもまねする学生がいました。
そういう私も、、、
IWGPアニメ化で、一番気になるのはマコトの母ちゃんの声優
— ナナシのウサ公 ごんべぇ (@garosuke_s62) September 2, 2019
それぞれの役をどの声優さんが演じるのか?
キャスティングに注目する声が、たくさんありました。
キャストの予想
キャスティングの予想について、SNSのコメントをご紹介します。
IWGPアニメ化のニュース見て昔から原作小説読んでた民からするとマコトの声は中村悠一さんが似合うと思ってる。
— やちゃん何㌔痩せる@新刊委託中 (@yachanlovehonok) September 2, 2019
ジョークや皮肉を言って斜に構えつつもやる時はやるけど2枚目半ってキャラを違和感なくやってくれそう
IWGPアニメ化するんだから、原作、ドラマ観て貰いたいよね。
— ジャギ (@climaxaction142) September 2, 2019
アニメ化で誰が声当てるのかスゴく気になるが杉田は何かしらの役で出演しそうな気がする… pic.twitter.com/7tsIFXJk93
好きな声優さんが声をやらないかと、SNSでは話題になっています。
今さらIWGPアニメ化!?
— toshi@冬WF参加(の予定) (@represent1121) September 2, 2019
キングは窪塚洋介が声やらないかな
ドラマ版のファンは、そのままドラマのキャストのまま声をやってくれないかという方も多く見受けられました。
IWGPアニメ化に内山昂輝の霊圧感じたい…できればサイコパスみのある役でお願いしたい…何卒…何卒…!
— 莉依紗🍓TGS全日! (@riisaaan) September 2, 2019
非常に濃いキャラクターがたくさん登場してくる作品でしたので、声優さんにとっても是非参加したいという方は少なくないのではないでしょうか?
私も非常に楽しみにしていますので、続報や面白いコメントが入りましたら記事を更新します。
また、アニメ版IWGPを楽しみにしている方は是非SNSで拡散してブームの火付けに一躍を担って頂けると幸いです。
放送時期
放送時期について、原作の小説を発行する文芸春秋の公式サイトを確認してみました。
石田衣良さんによる人気シリーズ「池袋ウエストパーク」のTVアニメ化が決定しました。
このシリーズは、池袋を舞台にトラブルシュータ―のマコトがストリートギャング「Gボーイズ」の“キング”タカシとともに街で起こる事件を解決するミステリー。1作目『池袋ウエストゲートパーク』(98年刊)から、9月12日発売予定の『絶望スクール』まで外伝ふくむ全17冊、累計発行部数は420万部を超える人気シリーズです(電子含む)。
2000年に監督・堤幸彦、脚本・宮藤官九郎、主演・長瀬智也で作られたドラマは伝説的な人気を誇り、2017年には舞台化もされました。 アニメの放送は2020年。制作は「NEW GAME!」や「刀剣乱舞-花丸-」など、人気原作を美しい作画でアニメ化することで定評のある動画工房が手掛けます。
ハッキリと何月頃に放送されるかは公表されていません。
制作の関係でまだ、放送時期は明言できないのかもしれませんが続報が入り次第ご紹介します。
ドラマ版のキャストおさらい
なぜ、これほどまでにIWGPが人気作品になったかの振り返りと、アニメ版のキャストを予想する参考にドラマ版のキャストおさらいをします。
真島 誠(マコト)演 – 長瀬智也通称「池袋のトラブルシューター」。血液型O型。常に帽子を被っている。地元・池袋の工業高校を卒業後に「プータロー」(フリーター)となり、実家の果物屋を手伝ったり賭けボウリングで小遣いを稼ぎながら、池袋西口公園=池袋ウエストゲートパーク(IWGP)で過ごしている。元は有名な不良だったが、性格は意志の強い正義漢で、池袋では名の知れた存在。そのため、マコトの家にはしばしば困難な依頼が持ち込まれるが、「めんどくせぇ!」の口癖からも分かるように面倒臭がり屋であり、当初は断ろうとするも、持ち前の好奇心と人の良さから結局首を突っ込む羽目になり破天荒な方法で解決する。
言わずとしれた物語の主人公。
当時も今も、ドラマ版のキャストでは最も有名な人物と言っても良いのではないでしょうか?
安藤 崇(タカシ)演 – 窪塚洋介池袋を勢力下に置く、黄色を自身らのパーソナルカラーとして用いるカラーギャング集団「G-Boys」(ギャング・ボーイズの略、士の回では「ギリギリ・ボーイズ」の略と明かす)・「G-Girls」(ギャング・ガールズの略)の通称「キング」。血液型A型。飄々としたトリッキーなキャラクター性と非常に残忍かつサディスティックな嗜好を持ち、暴力と独特のカリスマ性で不良少年たちをまとめ上げている。喧嘩の実力は池袋最強。マコトとは高校の時の同級生で、高校卒業までは気弱な少年だった。マコトの資質に注目し何度も勧誘しては断られているが、親衛隊と呼ばれる配下と共にマコトの依頼に協力することも多い
ある意味主役よりも目立つ存在で、ファンが多い訳です。
キング役を誰が演じるか、大変注目が集まります。
渋沢 光子(ヒカル)演 – 加藤あいマコトの彼女。お嬢様学校の生徒で、よく池袋に遊びに来ている。父親(池田成志)は交響楽団の指揮者、母親の和子(杉田かおる)は目白の大学勤務で、実家は裕福だが両親とも不在がち。マコトの女関係でやきもちを焼き、すぐ泣く。中学生時代にマジックマッシュルームと騙されてしいたけを食べてハイになったことから、あだ名は「しいたけ」(しいたけの回)。時折、別人のように恐ろしい表情を見せる時があり、マコトはその時の光子を「双子」と思っている。
男性キャストが目立つ作中で、女性では重要な物語のキーマンです。
ネタバレになってしまうので多くは語れませんが、彼女の役を誰か演じるかも注目されることでしょう。
山井 武士(ドーベルマン山井)演 – 坂口憲二池袋で最も切れている男。血液型AB型。凶暴で孤独、鼻と耳のピアスをチェーンで繋げているのがトレードマーク。マコトやタカシとは高校の時の同級生だが3回留年しているため、マコトたちより3歳年上。高校時代にドーベルマンと決闘し勝利して以降「ドーベルマン殺しの山井」と呼ばれていた。タカシに決闘を挑むも完敗。一時G-Boysの一員とされたが、薬物の売買に手を染めて破門され、後に尾崎京一と意気投合し、Black Angelsの一員になる。ヒカルを自分と同種の人間と認識しており、彼女に強い好意を持っている。
キングに次ぐ、個性の強いキャラクターと言っても良いのではないでしょうか?
少しドスの利いたような低い声の持ち主が、彼の役にはピッタリかもしれません。
森 正弘(マサ)演 – 佐藤隆太マコトの相棒の大学生。血液型B型。白に近い金髪。ボウリング場でアルバイトしながら、いつもマコトとつるんで池袋西口公園で遊んでいる。友人のシュンや電波にも彼女が出来たにもかかわらず自分一人は彼女が出来なかったり、やっと出来た美人の彼女・マドカ(山口あゆみ)が女子高生であったがために、彼女の友人達であるガングロギャルにリンチ後に、恐喝されかけ(洋八の回)、更には何かと手を焼いていた工藤雫(森本ゆうこ)もマコトに興味を持ってしまう(スープの回)など女運がない。シュンが殺された際は、G-Boysのメンバーとなった(十手の回・士の回)。
登場回数も多く、作中では重要な役柄です。
水野 俊司(シュン)演 – 山下智久(〜士の回)マコトの友達で、イラストが得意な専門学校生。血液型B型。アニメオタク(特に「ラムちゃん」が好き)だが、その事に触れられると不機嫌になる。マコトやマサとは本屋で万引きをするのを見つかったことから知り合いで、「いけふくろう」像を盗んだ時からマコトたちのグループと一緒に行動するようになる。内気で人見知りが激しいがマコトにはなついている。G-BoysとBlack Angelsの抗争に巻き込まれ、死亡。彼の死によって、G-Boysは徹底抗戦を開始するようになる(九州の回)。
荒っぽい登場人物が多い中で、異色な役柄です。
森永 和範演 – 高橋一生(みかんの回〜)マコトの中学の時の同級生。当時は学年一番の秀才だったが、現在は完全な引きこもりで過ごしていた。マコトとの再会をきっかけに家を出ることに成功し、「姫」の捜索の際手がかりを提供する(みかんの回)。コンピューター技術に長け、後に情報屋となるが、引きこもり時代の反動から、再度引きこもってしまうのを恐れて自宅に戻れない「逆引きこもり」となり、寝る時以外は24時間営業のファミリーレストランで過ごすようになる。その後、情報屋をやりつつ、インターネットカフェをオープンさせる(スープの回)。
当時はあまり注目されていませんでしたが、高橋一生さんと言えば今となっては超人気の俳優さんです。
この人も出ていたのは少し意外だったのではないでしょうか?
斉藤 富二夫(サル)演 – 妻夫木聡(みかんの回〜)池袋を仕切る暴力団「羽沢組系氷高組」の構成員で、羽沢組組長(村松克己)の娘である「姫」こと天野真央(麻倉かほり)の付き人。血液型O型。マコトの中学の時の同級生だが、高校時代まではいじめられっ子で、その反動でヤクザになる。小柄な体躯だが非常に闘争心が強く冷静な判断力も持ち合わせている。行方不明の姫の捜索をマコトに依頼し(みかんの回)、その一件以来マコトに恩義を感じて、情報の提供などで便宜を図っている。その後出世し、シンヤ(河原雅彦)、巨漢の二人(大黒坊弁慶、アブドーラ小林)といった舎弟ができる。
登場する頻度は少し、これまでのキャラクターに比べると少ないかもしれませんがキャラクターの設定もしっかりとされていて魅力ある登場人物です。
横山 礼一郎演 – 渡辺謙(〜士の回)東京大学卒のキャリアを持つ、池袋西署の署長。連続女子高生絞殺未遂事件(池袋のストラングラー事件)を解決するために急遽配属となった吉岡刑事の後輩で、駆け出し時代の通称は「ハンサム」。マコトとはボウリングで愛車のBMW3シリーズを賭け、負けたこと(イチゴの回)をきっかけに知り合う。過去に自分の妻が犯罪者に傷つけられ歩けなくなって以来犯罪者(特に暴力団や不良グループのような「群れでしか行動できない連中」)を心底憎んでいる。署長になった現在でも自ら現場に関わろうと行動する真面目な男性だが、犯罪を潰すためならどんな手段(無関係の市民を冤罪に陥れる、反社会的勢力と取引をする、故意にカラーギャング抗争を誘発する等)でも使う冷酷な面もある。どこにも属さず行動を起こすマコトを危険視している部分があるが、その一方でマコトの才覚にも気付いており、彼に協力する場合もある。ギャング抗争の後、全責任をとって警察を辞め、探偵事務所を立ち上げる(士の回)。
さすがに本人を声優としてキャスティングすることは、困難だと思われますが誰が声を務めると気になります。
吉岡 保演 – きたろう池袋西署の刑事で、登場時は警部で(みかんの回)警視に昇格して副署長となり(士の回)後に署長となる(スープの回)。池袋に古くから勤務しており池袋に詳しい。マコトの母・リツコにぞっこんだが、リツコには全く相手にされていない。タカシの父親であるテツとは旧知の仲だが、巣鴨のスナックの女に手を出し、ヤクザに追い込みかけられた時に間に入ってもらって以来、頭が上がらない(洋八の回)。日和見な性格なため、浜口同様に自身の性欲や保身のため警察官としての立場を利用することも多々あるが、暴力を使う捜査や手柄の為に冤罪をでっちあげるといった警察のやり方には抗議するなど最低限の倫理観は忘れていない。
日和見な性格で汚い大人の典型のような部分もありますが、人間味がありなぜか憎めない人物です。
浜口演 – 阿部サダヲマコトの家の近所にある警視庁池袋西警察署豊明町交番勤務の巡査で、後に吉岡と共にシャブの取引を上げ刑事課に配属になる(スープの回)。威勢は良いものの、ケンカにはからっきし弱い。風俗マニアでラストチャンスの常連、勤務時間中にも関わらずラストチャンスへ通うなど問題行動が多い。風俗のために警察官としての立場を利用するだけでなく、思い付きで無関係の人々を捜査に巻き込んで盛大に失敗するためマコトたちから内心呆れられている。
名字だけの役名で作中の重要度は決して高くはありませんでしたが、典型的なダメキャラが印象的でした。
その後、阿部サダヲさんがドラマで演じた様々な役に通ずる部分があったのではないでしょうか?
ドラマ版のキャストはいかがでしたでしょう?
今振り返っても物凄く豪華な配役ですね。
原作の小説
原作の小説は1998年から文藝春秋から刊行されています。
『池袋ウエストゲートパーク』(いけぶくろウエストゲートパーク)、石田衣良の連作短編小説集シリーズ。略称、『I.W.G.P.』。第1篇「池袋ウエストゲートパーク」が第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞、『オール讀物』への連載を経て、文藝春秋より1998年から2010年にかけて第1シーズン10巻が刊行された。
原作者の石田衣良さんを有名にした代表作でもあり、現在もシリーズ作品は刊行されています。
今回のアニメ化の話も、9月12日刊行されるシリーズ作品の「絶望スクール」の告知と合わせてPRされたようです。
アニメ版の放送が始まるまで、原作の小説を読み返してみるのも面白いかもしれません。