山梨県甲州市大和町で大型トラックと軽自動車が正面衝突して、1歳の男の子と母親の2名が死亡する事故が起きました。
トラックを運転していた中村規元容疑者(65)は既に逮捕されていますが、なぜ事故が起きたのか事故現場を特定。
また、事故の背景を検証するために中村容疑者の顔画像やFacebookを調査して、世間の声と合わせてご紹介します。
事故概要
山梨県甲州市大和町の国道20号で、大型トラックと軽乗用車が正面衝突し軽乗用車に乗っていた1歳の男の子が死亡、母親も重傷です。
警察はトラックを運転していた長野県の男を逮捕し事故原因を調べています。
7月1日午前9時45分頃、甲州市大和町日影の国道20号で、大型トラックと対向車線を走ってきた軽乗用車が正面衝突しました。
軽乗用車には近くに住む久保田亜美さん33歳と息子で結ちゃん1歳の親子が乗っていましたがこの事故で後部座席に乗っていた久保田結ちゃん1歳が胸を強く打ち死亡。
運転していた亜美さんも鎖骨骨折の重傷となっています。
警察では、大型トラックの運転手で長野県原村の会社員中村規元容疑者65歳を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
現場は片側1車線の坂道で中村容疑者はトラックを運転し甲府方面へ向かう途中でした。
中村容疑者にけがはなく警察が事情を聴くと共に事故の原因を詳しく調べています。
第一報の段階では、男の子は死亡。母親は重傷でした。
母親も亡くなったと誤った情報を先日お伝えしましたが、誤報でした申し訳ありません。
しかし、身体の傷よりも子供を失った心の傷の方が本人にとっては辛く感じているのではないでしょうか?
事故現場の特定
地図を見ると事故のあった住所は、曲がりくねった道が多く見通しの悪かったことが予測されます。
また、地元に住むと思われる方の有力なコメントも見つけました。
現場付近よく知ってます。
カーブがきつくて大型トラックでは車線内だけでは曲がりきらず部分的にセンターをはみ出さないと走れません。
すぐ近くに中央道がありますが、高速代をケチって一般道を走ると、こういうリスクが伴います。
あくまで推測ですが。
カーブがきつく、センターラインをはみ出して運転していたのかもしれません。
また、事故後の軽自動車の画像を見るとかなりの勢いでぶつかっていると思われます。
お互いに車通りの多くない山道で対向車が来ないと思ってスピードを出していたのかもしれません。
中村規元の顔画像とFacebookを調査
中村規元容疑者の顔画像はまだ、公開されていません。
名前が少し珍しい漢字を書きますので、アカウントがあればすぐの特定できるかと思いましたが、同名のFacebookアカウントはありませんでした。
Twitterや他のSNSも含めて、調査を進めていきたいと思います。
世間の声
最後に世間の声をご紹介します。
居眠りかな?
休みあけの事故が多いのは、統計的にあるのに。
事故原因はなんだったのでしょうか?
休み明けの事故が多い統計があるのであれば、会社で改めて注意喚起するなど取り組みを行っても良いのかもしれません。
場所はここです。35°38’32.3″N 138°46’22.1″E
大型の進行方向下り坂でほぼ直線から左カーブになるところです。
ストリートビューで見ると直線区間からまっすぐに民家に突っ込んだように見えます。
どうせ道路外に出るんだったらもっと前の中央線本線を越えた右カーブのところで道路から飛び出して川に突っ込めば良かったのに。
詳しい位置情報の投稿がありました。
確かにこれを見ると、下り坂からカーブになっています。
スピードが出やすい下り坂であったこと、カーブで対向車に気づきにくい状況であったこと、トラックの車体が大きく曲がりきるのが大変だったこと、様々な要因が重なったように思われます。
65歳でしょ…そろそろトラック降りなきゃ…
会社側も…高齢ドライバーの…進路…ってか退路を考えてやらないと…
潰しの効かない商売なんだから…
被害者の方の…回復を…心より願います。
確かに、高齢ドライバーがいつまで仕事を続けられるかという問題もあります。
その道一筋のドライバーからしたら、今更他の仕事に就く事をストレスに感じてすがる様な思いで続けている人もいるでしょう。
運輸会社は、高齢ドライバーが引退しても安定した生活ができるよう、金銭的なバックアップや次の就業先の斡旋などを考えなくてはいけないのかもしれません。