今年のゴールデンウイークは、皆さんいかがでしたか?私は、一部仕事が重なったのと、ギリギリまで予定がわからなかったので旅行は行けず、近場で過ごしていました。
連休明けのある日、営業先で商談が早く終わり、海外旅行に行けなかった憂さ晴らしに、あるお店のランチに向かいます。そのお店は、新宿東口側にあるSQUALLです。
場所は、新宿東口から徒歩9分。歌舞伎町のメイン通りの一本奥、新宿区役所がある通りを大久保駅の方に歩いていきます。
夜のお店を横目に見ながら歩き、バッティングセンターを通り過ぎると、もう少しです。お店の前に来ると、その一角だけが異彩な雰囲気を醸しています。
入口の前には、カエルのお出迎え。
リゾートな雰囲気の看板と、隣のローソンとのギャップ。
新宿に突如として表れる、リゾート空間がSQUALLです。
目次
こんなところに、バリリゾート?
階段を上がり2階にある入口の前に来ると、いきなりバリの様なリゾートの雰囲気。
店内に入ると、左側がカフェ空間、右側が食事の席となっていて、店員さんが食事かお茶かを確認されます。そこで、食事と答えてください。
そうすると食事の席に通されます。周りの雰囲気は木目調のインテリアが多く、まるでリゾートに来たような空間です。
断然お得なグリルランチ
テーブルに置かれたメニューがこちら、日替わり、シーズンメニューの他にグリルランチが用意されています。
あまりたくさん食べない人は、日替わりやシーズンメニューもありでしょう。しかし、私個人的には最もコスパが良いのはグリルランチです。
通常、ビュッフェだけの利用が1,280円です。2,3百円追加するだけで鉄板の料理が追加されます。ランチとしては、合わせて1,500円程と少し高めにはなりますが、追加料金は少額ですので頼まない手はないでしょう。
ハンバーグやステーキ、ダイエット中の人に嬉しいチキンやシーフードメニューもあることも特徴です。この日の私は、ロテサリーチキンを注文しました。
魅惑の響きデトックスウォーター
チキンが来るまでの間、まずはドリンクを取りに行きます。
なんと、ランチビュッフェを頼んだ人は、白・赤・スパーリングの3種のワインとシードルも飲み放題になるようです。しかし、今日は仕事中ですので我慢して他のドリンクを見ます。
コーヒーの他に、烏龍茶、少し珍しいピーチティーやマスカットティーが、この日は置かれていました。
コーヒーの割り物に、牛乳と豆乳が置かれています。また、帰りに一杯テイクアウトできるサービスもあるのは、ちょっと嬉しいですよね?
そして、私がいつも飲んでしまうのはデトックスウォーターです。
名前に影響されている部分もあるかもしれませんが、レモンなどの柑橘の香りが利いて口当たりは爽やか。後程運ばれてくる鉄板料理のお肉の油をリセットして、料理をよりおいしく引き立ててくれます。
スープと2種のカレーとご飯
ビュッフェコーナーはまず、一番入口に近い場所にスープとご飯、カレーが置かれています。
ご飯は2種類、通常の白米と、その10倍の食物繊維を含む玄米です。基本的にダイエット中は、炭水化物の摂りすぎには注意が必要ですが、食物繊維が多い玄米は白米よりも安心して食べられるでしょう。
カレーは、日本で一般的な茶色のカレーと、本格的なグリーンカレーの2種類です。グリーンカレーは生姜等のスパイスが利いて美味しいのですが、ココナッツミルクが使われていてカロリーが高くなりがちですので要注意。普通のカレーも、小麦粉などの炭水化物と油分も多く含みますので量は少なく抑える方が良いでしょう。そこで、このようにカレーライスではなく、野菜を食べるソース的な役割でカレーを食べてみるのはいかがでしょうか?
野菜の味に飽きてきた時に、オススメです。
9種の野菜
そして、ダイエット中の人が最も気にする野菜の品ぞろえは9種類。
この日は、コーン、ニンジン、ダイコン、プチトマト、オニオンスライス、ピクルス、キュウリ、レタスメインのサラダミックスのバットが2つ、もやしのナムルでした。日のよって若干の入れ替わりはありますが、だいたいはこの9種となっています。
食感はどの野菜も、みずみずしくフレッシュです。
お皿もカレーやご飯と共通のお皿ですが、平皿ではなく深みがあるお皿ですので、盛りやすくなっています。
3種のドレッシングと種類豊富な調味料
ドレッシングは、3種類。
シーザー、青じそ、真ん中の黄色の液体は柑橘系の風味が利いていました。
調味料は、オリーブオイルや、バルサミコ、チリソース等、様々な種類が置かれています。このあたりは、外国人が多い土地柄でしょうか。観光客が多く、少し歩けば新大久保駅も近く、日本在住の外国籍の方も多いエリアの為、様々なお国の方の来客を想定しているように思います。
誘惑の揚げ物コンビ
野菜とドレッシングの横には、ポテトとオニオンリングの揚げ物コンビ。ダイエット中は注意すべき、揚げ物が手招きをして誘惑をします。
横には、マヨネーズとケチャップ。こちらもそれぞれ、脂質と糖質に注意が必要です。
このエリアはなるべく見ずに、どうしても食べたかったら一口ずつ食べるくらいで我慢するのが良いでしょう。
カラフルなパン
誘惑の揚げ物から背を向けるとそこには、カラフルなパン。
ベースは同じ生地のようですが、プレーンの他に4種類。セサミ、パンプキン、ベリー、炭。本来ダイエット中は炭水化物の量は、抑えなくてはなりませんが、他のお店でベリーと炭は、ほとんどお目にかかれませんので、こちらの誘惑には負けてしまいました。
すると、ベリーも炭も、強い芳香ではなくほんのり最後に来るような上品な香りでした。特に炭は、スモーキーな香りがパンの甘さを引き立てる素晴らしい組み合わせで、試してみる価値は十分にあると思います。
食べすぎには気を付けなくてはなりませんが、もし食べる場合は横にトースターが置いてありますので、是非活用してください。焼いた方がより、香りが引き立ちますので、とてもオススメです。
焼きたてのグリル料理
2週目のサラダを取りながら、久しぶりのスコールのビュッフェを楽しんでいると、メインのロテサリーチキンが運ばれてきました。
アツアツの為、厚紙の防塞に守られながら鉄板のまま提供されます。ソースは別皿で提供されますので、鉄板にかけずにお肉を切ってつけながら食べれもそれほど油は跳ねませんが、ワイシャツに飛んでシミができるのは心配なので、ありがたい心遣いです。
紙を外すとチキンの隣には、トマト、レモン、いんげん、コーンが添えられています。チキンはハーブのようなスパイスの香りがして、そのまま食べても一緒に提供されるソースにつけても美味ですが、レモンをかけると爽やかな香りがプラスされて、飽きて来た頃に変化をつけるには持って来いです。
肉のお供、卓上調味料
レモンとソースの他にも卓上調味料も充実していて、味に飽きることはありません。
メニュー手間に写っているシルバーの試験官のような入れ物は、岩塩と、ブラックペッパーです。言うまでもなく、お肉の味を引き立てるには最高の役割を果たします。
そして、おろしポン酢と、玉ねぎをすりおろしたシャリビアンソース。それぞれ、さっぱりさせる役割と、お肉の甘さを強調する良い仕事をしています。
ソースを使ってお肉を食べると、ますますサラダを食べる箸も進み、サラダは4皿を平らげました。
女性を連れていきたいデザートコーナー
そして最後に、このお店の最大の誘惑ポイントをご紹介します。
一時期、大流行したチョコレートファウンテンです。自らチョコを絡ませるアトラクションに、甘党でなくとも心躍るのではないでしょうか?
チョコレートファウンテンの横には、ベビーカステラ、マシュマロ、一口大のベルギーワッフルが並んでいて、存在感はまるで三銃士。更にベビーカステラは、プレーンではなくこの日は抹茶味でした。日によって、ストロベリーなど様々な味のベビーカステラに変わることがあるのも、楽しめます。
そして、チョコレートファウンテンの横には、アイスが6種類。この日は、ストロベリー、チョコ、バニラ、マンゴー、ゴマ、ラムネでした。定番から、珍しいものまで、見事なラインナップ。
正直ここまでされたら、もうヤバイです。
スコールの攻略法
スコールは、混みすぎて入店する出来ないこともありませんし、野菜からお肉、デザートとドリンクまで、何から何までそろっていてとてもクオリティーの高いお店です。しかし、諸刃の剣で誘惑も多くダイエット中の人からしたら、誘惑がとても多いのも事実。そこで、攻略法を伝授します。
まずは、ビュッフェコーナーの奥には行かないこと。実は、揚げ物、チョコレートファウンテン、アイス、パンはすべて奥に集中しています。この4つが、集中する奥側のエリアは魔の海域。そんな危ない所には近づかないのが一番です。
二つ目の攻略法は、身代わりを連れていくことです。どういうことかというと、連れの人と一緒に行って、デザートやパンなどは一口ずつもらって後は食べてもらうのです。アイスやパン、デザートなどを食べても一口ずつでしたらカロリーも糖質も限定的ですので、ダイエットへの影響も抑えることができます。
今回は、最後が冒険の手引きのようになってしまいましたが、スコールはとてもクオリティーの高いお店です。誘惑に負けてカロリーを摂りすぎないように注意しながら、是非楽しんでみてください。
では皆様、良い旅を。