英語を話すときは吃音が出ない人がいるのをご存知でしょうか?
日本語では吃音が酷くて普通には喋るのも辛いという方には、英語でもなんでもスムーズに喋れる言語があれば、とても生きやすくなるのではなるでしょう。
今回は、英語を話すときは吃音が出ない人が本当にいるのか?英語で吃音が出ない理由、英語で吃音が治ることもあるというお話をお届けします。
目次
英語を話すときは吃音が出ない人が本当にいるのか
英語を話すときは吃音が出ない人は、本当にいます。
私も、その中の一人です。
学生の頃も、国語や日本語で書かれた教科書はみんなの前で読まされるときにどもることが多々ありましたが英語の教科書だけはスムーズに読むことができました。
そして、これは私だけではなく英語なら吃音が出ないという方は結構います。
吃音になったのは12歳の時で中学受験失敗したのと当時の親友に裏切られてから。それまでは普通だった。
— 绫鹰(Ayataka) (@lingying29) February 4, 2019
生まれつきの吃音はほぼ治らないらしいけど途中からの吃音は治る可能性があるらしい。自分がカナダに行った時は全く吃らなかった。英語だと吃らないことに気づいた。それから海外に興味を持った。
参考までにある方のツイートを紹介させて頂きましたが、英語なら全く吃音がでないという人も確かにいました。
では、なぜ英語なら吃音がでないのでしょうか?
英語なら吃音が出ない理由
英語なら吃音が出ない理由は、発声器官が異なる、脳の領域が違う、セルフイメージが変わる。
これらのことが、背景にあると考えられているようです。
吃音そのものが、まだ原因等わからない部分が多い症状ですから、100%明確な答えではありませんが納得させらる説明もありましたのでご紹介します。
発声器官が異なる
日本語と、英語では発音が異なります。
それによって、発生するときの口の形であったり声の出し方が変わる為、人によっては英語の方が発生しやすくて吃音が出ないでスムーズに話せるということがあるようです。
脳の領域が違う
物心ついたことから話せる第一言語と、あとから新しく習得した第二言語では使う脳の領域が違うと意見があるようです。
吃音が出やすい癖を持った領域を使わずに、他の領域を使って話すことによって吃音がでない。
そのような考え方もあるようです。
セルフイメージが変わる
日本語を話すときはどうしても、これまでのたくさんの経験から吃音が出てしまったらという不安を感じながら話すことになります。
それは、この言葉は吃音が出やすいと意識的なものであったり、時にはほとんど意識していないレベルでも不安を感じていることもあるでしょう。
しかし、新しく勉強している言語についてはその言語を使って会話をした経験がほとんどありません。
ですから、吃音が出た過去の体験も少なく不安感が取り除かれセルフイメージが変わることによって吃音が出ないという考え方もあるようです。
私の場合は、英語を話すときは吃音がでる不安を感じながら話した記憶がありませんので、このケースだったのかもしれません。
英語で吃音が治ることもある
英語で吃音が治ることもあるそうです。
このような英語で吃音が治るのは、英語で吃音が出ずに不自由なく話せた成功体験が、日本語で吃音が出て嫌な思いをした経験を上書き出来ることが影響していると考えられているようです。
もちろん万人が当てはまることではありませんが、英語で吃音が治るのであれば挑戦してみる価値はありますよね?
挑戦しなければ、これまでのようにもしかしたら一生、吃音に悩みながら負の感情を抱えて生きていくことになる訳ですから。
まとめ
英語を話すときに吃音が出ない人は本当にいます。
発声器官が異なることや、母語である日本語と後から習得する英語では使う脳の領域が違う事、セルフイメージが変わることが影響しているようです。
英語でスムーズに話せた成功体験を積み重ねることで、自分の中でのイメージを変えて吃音が治ったという話も耳にします。
もし、吃音に悩みながらも改善できる方法を探している人がいたら、英語習得に挑戦してみてはいかがでしょうか?
ビジネススキルや吃音に関する情報は、最低1回朝8時には更新していますので今回の記事が参考になったという方はまた、是非ご覧になってください。