吃音を一人で悩んでいるのが、バカバカしくなる人が続出

かつての僕もそうでしたが、あなたは吃音について一人で悩んでいませんでしょうか?

そのような方には、是非一人で悩まずに悩みを共有できる仲間やコミュニティーを探すことをオススメします。

今回は、仲間を作ることを進める理由と、仲間の作り方をご紹介します。

 

吃音を一人で悩んでいると悪化する可能性がある

難しい

まずはじめに、吃音を一人で悩むことのデメリットを説明すると、悪化させてしまう可能性があります

なぜかというと、現在の研究では事故などのけがで脳や発音器官に外傷を負う以外は、ほとんど吃音は精神的なものが影響しているとされているからです。

そして吃音者は、一般的にほかの人と比べて精神的にナイーブな人が多いといわれています。

そのようにナイーブな人が、一人で悩んでいると当然ネガティブな気持ちになりやすくなってしまいます

そうすると、精神的なものが影響する音も更に症状が悪化することになるでしょう。

ですから、なるべく早めに悩みを共有できる仲間やコミュニティーを見つけて、一人で吃音の悩みを抱えないことが重要です。

 

仲間と悩みを共有するメリット

理由を考える

前の章で、一人で悩むことのデメリットをお伝えしました。

しかし中には、仲間と悩みを共有したところで良い方に向かうのか?と疑問に感じている人もいることでしょう。

次に仲間と悩みを共有する、メリットをご紹介します。

 

安心感

メリットの一つは、悩んでいるのが自分だけではないという安心感です。

吃音はただでさえ、100人に1人と数少ない人がなる病気であり、更に吃音者は吃音であることを隠そうとする人も少なくありません。

そうすると人生の中で、吃音で悩む人とは出会う機会は少なく、自分だけが吃音に苦しめられているような気持になってしまいます。

ですから、まず同じ悩みを持つ仲間がいることを体感して、自分は一人ではないということを理解することがとても意味のあることなのです。

 

参考になる知恵を得られる

2つ目のメリットは、吃音仲間から参考になる知恵を得られることです。

残念なことに、現在の研究ではこれをやれば絶対吃音が治るという万能策はありません。

ですから、日ごろ吃音者はそれぞれのやり方で、吃音が出にくいようにしていたり、吃音が出ても意思疎通が図れるように様々な工夫をしています

吃音仲間ができることで、その様々な工夫について情報交換をすることができますので、自分にとっても参考になる知恵を得られる可能性があるのです。

 

成功体験を聞いて自信をつける

3つ目のメリットは、成功体験を聞いて自信をつけることです。

吃音者の中には、吃音というハンデがありながら人並み以上に努力をして、自分の願望を実現していいる人たちがいます

そうした成功者の話を聞くことで、自分にも何かできる。

やりたいことを、諦めなくても良い。

成功体験を聞いて自信をつけることができます。

そして、自信をつけることで吃音であっても努力する原動力となったり、場合によっては精神的に改善することで吃音の症状が和らいだという話もあるようです。

ですから、吃音という悩みを仲間と共有することはメリットがあります

 

吃音仲間の探し方は、〇〇〇がオススメ

虫眼鏡

では、どのようにして吃音仲間を探すか、というお話をさせて頂きます。

僕の考えでは、吃音仲間の探し方は、SNSがオススメです。

吃音者はもともとの人数が多くないこともありますが、Face to Faceの現実世界では吃音であることを隠している人も多く見つけることは容易ではありません。

しかし、匿名性のあるSNSなどでは、吃音であることをカミングアウトする敷居が低いのか、吃音を公表している人が結構います

例として挙げますと、twitterの「吃音垢」。

これは、吃音であることを公表している人たちにアカウントの呼び名です。

参考に、私のtwitterの画面を共有しましたが、アカウント名に「吃音」の文字を入れている例や、プロフィールの文章に吃音であることを記載している人たちが1,000人以上はいます。

これらの人は、検索機能で「吃音」といれてアカウントを絞りこむだけで検索することができますので比較的容易につながることが出来るでしょう。

また、その他にも○○言友会や、○○吃音研究会のような吃音で悩む人があつまる会もグループもあります

それらのグループが参加するイベントに参加してみるのも、吃音仲間を作りには有効です。

 

まとめ

虫眼鏡

吃音で悩んでいる人は、ネガティブなマインドを増長させて吃音を悪化させないために、同じ悩みを共有できる仲間を作ることをオススメします。

Face to Faceの日頃のコミュニティーでは、吃音仲間を探すことは難しいですが、twitterなどのSNSを活用すればさほど難しいことではありません

ですから、くよくよ悩むことは一旦止めて、吃音仲間をSNSで探して他の吃音仲間の工夫や吃音でも成功している人の体験を聞いて吃音とポジティブに向き合っていきましょう

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