吃音で悩む人や障害者にオススメの転職エージェントの選び方

吃音で今の仕事に悩みを抱えて転職したい

そう考えている貴方へ。

とりあえずテレビCMで流れている大手の会社に連絡してみようと思っていませんか?

ちょっと待ってください。

それは恐らく貴方の大切な時間をたくさん失うことになるでしょう。

相談すべき、吃音で悩む人や障害者にオススメの転職エージェントの選び方をご紹介します。

 

大手の会社ではなく、専門の会社に相談しよう

診察やカウンセリング

まず、相談するエージェント選びで重要なことCMでよく目にするような大手の会社ではなく専門の会社を選ぶことです。

理由は、シンプル。

CMや広告で目にする機会の多い会社のほとんどが、吃音やハンデを抱える人の紹介には特化していないからです。

特化していないとどういう事が起こるのか?

次の通りです。

 

企業へのアプローチ方法を知らない

特化していない会社のエージェントからしたら、吃音というハンデをかかえる貴方をどう売り込めるか、企業へのアプローチ方法を知りません

エージェントは、アプローチ方法がわからない貴方の就職を決めるよりも、もっとアプローチをしやすい人材を紹介することに力を入れるでしょう。

そうなると、貴方はほったらかしになります。

僕は人材会社で働いているからわかりますが売り上げを上げるためには、エージェントもそのような行動を取らざる得ません。

自分が成果を上げやすい分野に全力を注ぐための、いわゆる選択と集中です。

まだ、誠意のあるエージェントであれば、自社や自分では力になれないことを伝えて他の会社も利用することを勧めますが、ほとんどのエージェントはそれすらしないでしょう。

求職者である貴方からのクレームを恐れるからです。

転職エージェントは、日々様々な人に会います。

多くは常識的な方が多いですが、中には自分のスキル不足や希望条件が厳しいことなどすべてのことを棚に上げて就職先が決まらないことをエージェントのせいにするクレーマーのような方も一定数いるのが事実です。

そのようなクレーマーの対応をした経験のあるエージェントは、のらりくらりと躱すことを覚えるようになります。

そうするときっぱり自社では紹介が難しいことを伝えて、なんだこの会社はと逆ギレされて炎上するリスクを避けて案件を探しているふりをする

そして、時間の経過とともに会社や自分への期待値が下がり、次の会社を頼るよう仕向けるのです。

その間浪費してしまった時間は戻りませんので、貴方は機会ロスをすることになります。

ですから、最初から吃音やハンデを抱えた人材の紹介に特化した専門の会社に相談をした方が良いのです。

 

そもそも求人が少ない

それでも、貴方中にはまだ大手の会社なら求人数も多い。

運よくとても一生懸命に動いてくれるエージェントにあたれば、大手の方がメリットは大きいのではという考えもあるかもしれません。

ですが、一般的な大手の特徴は広く浅くです

大手の会社は小回りが利かない為、特定の分野に深く注力することは難しいのは経済学や経営学を知らない人でも、なんとなく理解出来るでしょう。

ですから、全体の求人数でみればたくさんありますが、吃音の貴方にとってオススメ出来る会社や、吃音がハンデにならないような会社

そのようなくくりで見ると、そもそも求人が少ないのです。

それでは、どんなに一生懸命エージェントが動いてくれたとしても、貴方を良い転職に導くことが出来る確率は低いでしょう。

ですから、専門の会社に相談をしてください

 

ハンデや障害を持つ人材の紹介会社もある

虫眼鏡

でも、そもそも吃音などのハンデや障害を持つ人材の紹介会社なんてニッチな専門会社はあるのか?

そう不安に思う人もいると思いますが、答えはあります

なぜなら障害者の雇用をしたい会社は、少なくありません

障害者の採用は、補助金や税の優遇等、会社にとってもメリットがあるからです。

しかし、それらの会社はテレビCM等の大きなメディアに広告を打てるような大企業が少ない為、自分で探すのは大変でしょう。

人材業界で働く僕が、集めたオススメの会社情報を別の記事でまとめています。

興味のある方はそちらをご覧ください。

 

まとめ

まとめ

吃音などのハンデや障害者がある人が転職を考える際、良くメディアで目にする大手よりも専門の会社に相談することがベターな選択です。

貴方の大切な時間を浪費してしまわぬよう、確かに会社選びをしましょう。

また、障害者手帳を予め取得しておくと更に有利に転職できる場合もありますので、すぐに転職ではなくて時間に余裕のある方は、手帳の取得も合わせて検討されると良いと思います。

ビジネススキルや吃音に関する情報は、最低1回朝8時には更新していますので今回の記事が参考になったという方はまた、是非ご覧になってください。