世の中では昨今、働き方改革という言葉をよく耳にするようになりましたが貴方の職場はどうでしょうか?
僕が働く会社は、平均的な残業時間が以前に比べると少なくなったものの残業0には程遠く、定時で退勤することに皆が遠慮している様子が見受けれます。
似たような環境で働いている方は、会社はそんなものだと自分に言い聞かせて働いていたとしても、どこかモヤモヤした気持ちを抱いていませんでしょうか?
今回は、そんな状況を脱却するためのセルフ働き方改革の方法をご紹介します。
唯一無二の方法は、3週間のノー残業
私が考えるセルフ働き方改革の唯一無二の方法は、3週間のノー残業です。
ノー残業ができないから困っているんだと思った方もいるかもしれませんが、本当にノー残業で帰宅することは不可能なことでしょうか?
恐らくほとんどの場合が、残業をしないで帰ったとしても何とかなる場合が多いと思います。
例えば、貴方が今、定時以降に取り組んでいる仕事はその日のうちに終らさなくてはいけない仕事でしょうか?
周りが残業しているからといって、貴方も残業しなくてはいけない正当な理由があるのでしょうか?
きっとどちらの問いに関しても、あてはまらないことがほとんどかと思います。
ですから、多少強引であっても強制的に残業をしないで帰宅する習慣を作りましょう。
なぜ3週間か?
なぜ、ノー残業の期間を3週間設けるかというと、貴方がノー残業キャラであることを定着させる為です。
例えばこれが、中途半端に残業しなかったりしたりする日が繰り返されたり、残業時間を減らすくらいでは、ただ単に仕事のやるきが無くなっただけだと思われかねません。
ですから、徹底的にまずは3週間残業をしない期間を設けて、貴方が残業をしない価値観を持った人だと周囲に認識貰うことが必要です。
その際に、私の実体験や私が相談に乗った人たちの体験談を聞くと、周囲が残業しないキャラだという認識を持つのに必要な期間は、だいたい3週間ほどでした。
恐らく、ノー残業の習慣を始めて数日や1,2週間目は、上司や貴方の同僚は周りと合わせて残業をしない貴方に厳しい視線を向けることでしょう。
しかし、そこで中途半端に投げ出してはいけません。
ノー残業キャラを確立するためには、強い意志を持って周囲に流されずに継続してください。
残業をしなくて良い、正当な理由
強い意志を持つことが難しい人の為に、残業をしなくて良い正当な理由は、残業をさせるより人員を増やした方が人件費が掛からないからです。
会社員として働いている方は、固定給の方が多いかと思いますがわかりやすく説明するために便宜上、時給で計算して説明します。
例えば、時給1,000円で8人の社員に1日2時間残業をさせてトータル10時間働かせた場合、人件費は次の通りです。
時給1,000円×8時間×8人+時給1,250円(超過勤務時の時給)×2時間×8人=84,000円
残業しなくて良いように、社員を10人に増やして8時間勤務させた場合は次の通りです。
時給1,000円×8時間×10人=80,000円
このように、残業させずに人員を増やした方が人件費は掛かりません。
ですから、貴方が残業をしないで定時で帰るのは実は会社にとってもメリットがあります。
その他、勤務時間を増やしても1時間当たりの仕事のパフォーマンスが落ちることも残業をしない理由としては十分でしょう。
まとめ
セルフ働き方改革をする唯一無二の方法は、自らノー残業を3週間以上継続することでノー残業キャラを周囲に定着させることです。
恐らくノー残業の習慣を導入した直後は、周囲の目も厳しく貴方の意思の強さが試されることもあるでしょう。
しかし、そこで周りに流されて残業をしてしまってはノー残業キャラは定着しません。
ですから、残業をしない正当な理由を頭にとどめて置きながら堂々とノー残業を3週間貫くことをまずはオススメします。