今年も、残すところわずか。
年末が近づくと良く後輩や若い知人から相談を受けるのが、年賀状問題。
そう、職場の上司には年賀状を送った方が良いか?という相談です。
結論から申し上げると、年賀状は送らなくて良い。
特に社会人1年目の人は絶対に送らないでください。
でも送らなくてあとでマイナスの影響がないか?と心配な方もいるでしょう。
これから、年賀状を上司に送らなく良い3つの理由を紹介します。
貰っても嬉しくない
まず、シンプルに貰っても嬉しくないからです。
良く考えて、みてください。
毎日四六時中、顔を合わせて仕事をしている相手から年末年始の数日合わない期間があるだけで年賀状という手紙を貰う。
そこには何か、有益な情報や、貰い手の気持ちを嬉しくさせる要素がありますでしょうか?
結論、無いです。
せいぜいあるとしたら、当たる確率の低いお年玉年賀はがきの抽選のワクワク感くらいでしょう。
貰って嬉しいどころか、私は有難迷惑にすら感じます。
年賀状反対派である私ですら、貰ってしまったら年賀状を返さなくてはいけないような、モヤモヤした気持ちを感じずにはいられません。
互いの得にならない、年賀状の為にお金と時間を割くことになるにも関わらずです。
ですから貰う相手の立場で考えても、職場の上司に年賀状は送らないでください。
欲しがる上司がいたら無能な可能性が高い
とは言え、中にはウチの上司は古風な考えで礼儀やマナーにうるさいし、年賀状を送らないと悪く思われないか心配だという方もいるでしょう。
ハッキリ言います。
そのような上司からは、悪く思われてもいいので距離を取りましょう。
年賀状を欲しがる上司がいたら無能な可能性が高いからです。
少し考えてみましょう。
郵便局の売り上げが上がる以外に誰の得にもならず、お互いのコストと時間を割く年賀状。
それを欲しがる上司が、仕事の出来る人だと思いますか?
普通に考えて仕事ができない可能性が高いです。
そのような上司に気に入られてしまったら、年賀状の様に形ばかりで誰の得にもならないような無駄な仕事を任されることが増えるだけでしょう。
ですから無能な上司から距離を取る為にも、年賀状は送らない方が良いです。
1年目に送ると負のスパイラルから抜け出せなくなる
更にもう一つ、年賀状を送るか迷っている新卒もしくは転職して1年目の貴方を後押しさせて頂きたいと思います。
1年目に送ると負のスパイラルから抜け出せなくなるけど、それでも年賀状を送りたいですか?
年賀状を送ってしまった相手に、翌年は送らなかった場合のことを考えてみます。
もし、相手が年賀状欲しい派の上司だった場合。
去年は送ってきたのに2年目には送って来なかったとしたら、1年目に比べて上司である自分自身に対して舐めていたり、どうでも良いと評価するようになったと勘繰るかもしれません。
もし年賀状欲しい派でなくても、1年目はわざわざ年賀状を送るしたたかな後輩だったが、化けの皮がはがれたなというくらいの感情は持つのではないでしょうか?
いずれにしても1年目に年賀状を送ってしまったら、2年目以降も送り続けなくてはマイナスの評価を被る可能性が高く、年賀状を送り続ける負のスパイラルから抜け出せなくなります。
それに対して、1年目に年賀状を送らない場合は、この人は年賀状は送らないキャラなんだと初年度でイメージがつきます。
そうなると、翌年以降は送らなくても周りは気にならないでしょう。
貴方は相手も欲しがっていないかもしれない、を毎年贈り続けたいですか?
ここまでお読み頂いた方は、既にさすがにもう年賀状を送るかどうか結論が出たのではないでしょうか?
まとめ
ほとんど毎日会っている上司に社交辞令で、年賀状を送ったとしても貰う側は嬉しくありません。
そして、そんな誰の得にもならない年賀状を欲しがる上司がいたとしたら、無能な可能性が高いです。
貴方はそんな上司に、気に入られたいでしょうか?
また、1年目の振る舞いで2年目以降の対応にも大きく影響するでしょう。
周りがどうしているかわからず、とりあえず年賀状を送ってしまった方が無難かなと考えたくなる気持ちはわかります。
入社1年目に年賀状を送ってしまったら、翌年以降も年賀状を送り続けなくてはならない負のスパイラルから抜け出すことは困難です。
ですから入社1年目こそ、少し勇気を出して年賀状を上司には送らないことを私は強くオススメします。