皆さんは、毎日湯船に浸かる派でしょうか?
それとも、シャワーだけで済ませる派ですか?
忙しい、我々2,30代は、毎日湯船に浸かる時間がもったいなくて、シャワーだけで済ませてしまう方も少なくないのではないでしょうか。
また、住んでいる環境がユニットバスの狭いお風呂であったり、追い炊き機能が無いお風呂ですと、あまり湯船にゆっくりつかる気が起きないという方も多いと思います。
しかし、湯船に浸かることが、ダイエットに効果的であるとしたらどうでしょう?
辛い食事制限や、激しい運動と異なり、あまりストレスを感じる方は少ないでしょうから、とても魅力的に感じまるのではないでしょうか?
中には既に、半身浴などのダイエット法を過去に取り入れたことがあって、とても毎日長い入浴時間が取れないと、考えている方もいる事でしょう。
そこで、今回は高温反復浴法と言われる、半身浴の半分以下の時間で十分にダイエット効果が期待できる入浴法を紹介します。
方法と半身浴との違い、実践してみた際の流れと感想、入浴後の効果について、順番に説明していきますので、興味のある方は参考にしてみてください。
高温反復浴法のやり方と半身浴との違い
そもそも、高温反復浴法を初めて聞いた方の為にご説明させて頂きますと一言で、熱めのお湯に入って出てを繰り返す入浴方法です。
もう少し、具体的な方法としては、42,3度のお湯に5分入って、3~5分ほど休む。
これを、3回ほど繰り返す。
それだけのシンプルな、入浴方法です。
シンプルですが、1回の入浴で300~400カロリーほど消費すると言われていまして、効果が結構期待できる方法といえるでしょう。
半身浴との違いは、まず入浴トータルに費やす時間が挙げられます。
通常、半身浴で効果を期待するには30分程は時間が必要とされていますが、高温反復浴法では、5分×3回の15分と、半身浴のおよそ半分の時間で済みます。
1回の入浴時間も5分程ですので、長湯が苦手な方でも実践しやすいのではないでしょうか?
また、入浴と入浴の合間の休みに、頭や体を洗ってしまえば、更に効率よく時間を使うことができるでしょう。
更に肩までしっかりお湯につかって良い為、寒い冬には半身浴よりも快適に取り入れることができるのではないでしょうか?
実践してみた際の流れと感想
まず、湯温を42,3度にセットして、肩まで浸かれるほどの量のお湯を入れていきます。
一人暮らしのお住まいでは、湯温気が付いていないお風呂も多いかと思いますが、そのような方はあまり細かく温度はこだわらなくても大丈夫です。
最初に少し熱く感じても、少し我慢すれば入れる程度の温度といった感覚で十分でしょう。
注意点としては、温度を高くしすぎない事です。
私は慣れてきた頃に、欲を出してもっと温度を高くしたら、効果があがるのではないかと試したことがあります。
しかし、心拍がドキドキあがりすぎて、身の危険を感じて、途中で出てしまいました。
あまり、湯温を高くしてしまうと身体に良くないと思われますので、高くしたとしても少し熱いかなと感じる程度にしましょう。
次に、湯船に浸かる前に、しっかりと掛け湯をします。
温泉でもないのになぜ掛け湯をするのかと、疑問に思った方もいるでしょう。
しかし、急に熱いお湯に入ると心臓に負担が掛かってしまう為、安全性を考えると掛け湯をすることをオススメします。
掛け湯が終わりましたら、ゆっくり体を湯船に沈めていき、肩までしっかり浸かりましょう。
まずは、5分湯船に浸かります。
最初の入浴時には、身体の芯が初めは熱くなっていませんので、割りと負担や身体の変化を感じずに5分が経過しました。
5分が経過したら、一旦湯船から出て休憩を挟みます。
時間がもったいないので、私は頭を洗って過ごしてみました。
そうすると、気づいた時には3分が経過していて、すぐに次の入浴のタイミングです。
2回目の入浴を行います。
今度は、1度目の入浴で身体の芯が暖まっているからか、すぐに額から汗がでてきました。
今回も目安の入浴時間は、5分です。
汗をかいたり身体に負荷がかかっていますので、1回目の入浴に比べて体感時間が少し長く感じました。
そこで、時間を計るために防水の袋に入れて持ち込んでいた、携帯電話がとても活躍します。
返信が滞っていた、ラインをまとめて返信したり、特に連絡が入っていないときは、ユーチューブを見たり、好きな音楽を流していると、時間が過ぎるのがあっという間です。
そして、2回目の入浴が終わると、また休憩をします。
私はここで、身体を洗ってしまい、3回目の入浴が終わったらすぐに出られる状態にして、なるべくトータルのお風呂にいる時間が長くならないようにして時短の工夫をしていました。
最後に、3回目の入浴です。
既に身体がかなり、暖まっていますので3分程度の入浴で十分効果的でしょう。
冬などはお風呂の温度が下がってしまって、少しぬるく感じるかもしれません。
そのような場合には、3回目の入浴の前に、追い炊きをするかもしくは、お湯を少し抜いて熱いお湯を足すことで、温度を上げておくとより効果的でしょう。
そして、3分程の入浴でしたら、お風呂の中で歯磨きでもして過ごしていればすぐに時間が経過します。
3回の入浴が終わって、身体が内側からとてもポカポカと暖かくなっていることを感じたのが、私が初めて実践した時の感想です。
また、湯船の中でたくさん汗をかいていると思われますが、運動をして汗を流したようなすっきりした感覚も感じました。
もしも、そのまま浴室を出ることが気になる方は、最後にシャワーで軽く体を流してから出ても良いのかもしれません。
入浴後の効果
入浴後にまず、体重を測ってみました。
入浴前に測った際は、63キロほどあった体重が、約62キロほどのところを指していたのです。
約1キロも体重が減っているとは、驚きですよね?
もちろん、汗で水分も出ていますので、入浴後に水を飲んだり水分補給をしますので、多少体重は戻ることでしょう。
それでも、1キロも水分をとることはないでしょうから、十分に効果があると言えるのではないでしょうか?
そして、湯船につかることで疲れも取れますし、明日からのダイエットも頑張ろうという気分にもなりました。
入浴による疲労回復効果を利用して、運動と組み合わせると、更なるダイエット効果が期待できるのでないでしょうか。
私は意識的にダイエットをしているとき以外でも、余程忙しく1分でも寝る時間が欲しいとき以外は、この方法で入浴します。
それだけ、ストレスなく私はこのダイエット法を続けることができました。
新しい器具を買う必要もありませんし、体力に自信がない人も気軽に試せるダイエット方法です。
この記事を読んで更に興味が沸いた方は、是非お試しされることをオススメします。